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虫歯を放置するとどうなるのか

歯科コラム
2018.07.08(日)

虫歯を放置するとどうなるのか

 

虫歯で歯が痛いけれど、なかなか歯医者へ行く時間がない、

歯医者が怖くて行けないなどの理由でそのまま放置すると、いったいどうなるのでしょうか。

今回は、虫歯を放置した らどうなるかについてお話したいと思います。

 

■早く治療すべき歯をそのままにしておくことで起こってしまう症状とは

なんとなく冷たいものが滲みる、痛みがあるけど忙しくて治療に行けない、

或いは行きたくないから我慢するなどといった理由で虫歯をそのままにしておくと、いったいどうなるのでしょうか。

虫歯は自然治癒しない病気です。

そのままにしておくとどんどん悪化し、痛みも激しくなります。

痛くて夜も眠れない状態になり我慢ができない状態になってはじめて受診する人も少なくありません。

激しい痛みで我慢できないくらい痛みが激しい場合、虫歯が神経まで進行している「C3」 という状態で、早急に根の治療を行う必要があります。

この段階で治療を行えば、まだ歯を残すことが可能です。

ところがこのまま放置すると痛みはスッと消え、それまでの痛みが嘘のように感じます。

この時の歯の状態は、神経が死んで歯はすっかり溶けて根っこだけになっている「C4」と いう状態です。

C4では歯を残すことができず、抜歯となります。

この時点で受診した場合 、歯は残せませんが、入れ歯やインプラントなどで機能を回復することが可能となりますす。

問題はここからです。

虫歯菌によって神経が死んでしまうと痛みはなくなります。

痛くな くなったからとそのまま放置すると、虫歯菌がやがて顎の骨の中に侵入して「骨髄炎」を 引き起こします。

その結果顎の骨の中で膿が溜まって顎や顔が腫れあがる、口臭がひどくなる、

そして再び激しい痛みに襲われます。

 

■体に影響が出てしまい、最悪な結果を招くことも

顎の骨に入り込んだ虫歯菌が全身を回ってしまうと、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす可能性があります。

また血管に虫歯菌が入り込んで敗血症になる恐れも出てきます。

海外では死亡例も出ており、虫歯菌が首から下に回ってしまった場合、死亡率は約20%と言わ れています。

たかが虫歯と放置しておくことで、命に係わるほど重症化する恐れが出てくるのが、虫歯の怖いところなのです。

 

■痛みを感じたら、すぐ歯科医院へ

虫歯を放置した結果についてお話を進めてきました。虫歯は自然治癒しない病気で、その ままにしておくと命に係わる危険性を持っています。

虫歯は痛い、滲みるなどの自覚症状が出た時点でかなり進行していると言えます。

たかが虫歯、とそのままにすると、後で後悔するかもしれません。

虫歯は自覚症状が現れた時点ですぐに受診してください。

早ければ早いほど、治療にかか る時間も費用も少なくて済みます。虫歯をそのまま放置せず、おかしいなと思ったらすぐに受診するようにして下さい。