おとわ歯科医院 お知らせおとわ歯科医院 お知らせ

根治するまでにどのくらいの期間が必要なのか

歯科コラム
2018.07.02(月)

根治するまでにどのくらいの期間が必要なのか

虫歯が神経まで達している場合、神経を取って根の治療を行う根管治療が必要になります 。

この根管治療は何度か通院しなければいけませんが、根の中がきれいになるまでどのくらいの期間がかかるのでしょうか。

 

■根管治療とは

虫歯は進行具合により、当然治療内容も変わってきます。

歯の表面が少し溶けた程度や象牙質まで進行している場合は、神経を取らずに治療できる場合がほとんどです。

しかし虫歯が神経まで達していると、ズキズキと激しい痛みに襲われ、勉強や仕事に集中できない、夜も眠れないほど痛いなど、生活にも支障が出てきます。

ここまで虫歯が進行してしまうと、残念ながら神経を取り除き、虫歯菌で汚染された根の中をきれいにする根管治療が必要になります。

根管治療を終えたあとは土台を立てて型取りを行い、出来上がった被せ物を装着して機能を回復させます。

 

■根管治療の回数について

根の治療はいちどだけでは終わりません。根の中がすっかりきれいになるまで何度か消毒 を行います。

その回数は程度にもよりますが、順調にいけば2~3かいの根管治療できれいになるでしょう。

まだ出血や膿など細菌感染が残っている場合はそれ以上の回数が必要になります。

 

■根管治療が長引くことも

何度も根管治療を行っているのに痛みが取れない場合、炎症が根の先の骨のあたりまで広がっていることが考えられます。

根管の中だけならそれほど回数はかかりませんが、炎症が広がるとその分治療期間が長くなってしまうことがあります。

根気よく根管治療を行えばよいと思うかもしれませんが、あまり長くなることで様々なリスクが発症してしまうことがあるのです。

・治療期間が長引くと再感染の可能性が高くなる

・仮のフタだけでは噛みにくく、噛み辛い。

 またこの状態で固いものを噛んだ場合、残っ ている歯が割れる恐れがある

・仮歯があればまだよいが、仮歯がない状態の場合噛み合わせが変化することがある。

 また両隣の歯が傾斜することもある。

治療が長引くことで、かえって症状が改善しないばかりか、非常に大切な噛み合わせにも影響が出てしまうことは大きな懸念材料となってしまうでしょう。

根管治療を行っているものの、あまりにも痛みがとれず治療期間が長引く場合は根管治療の専門医をたずねてみるのも手かもしれません。

 

■根管治療は途中で中断しないこと

根管治療で大切なことは、根の中が完全にきれいになるまで通院をやめないことです。

「 痛みがなくなったから大丈夫」「仕事でなかなか時間が取れない」など、根管治療を途中でやめてしまう人も実は少なくありません。

しかし治療を中断してしまうと残っている細菌が増殖して痛みが再発するだけでなく、かえって悪化する場合があります。

治療期間は患者さんにより様々ですが、必ず根管治療は終えるようにして下さい。