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正しい歯磨きの仕方

歯科コラム
2018.07.17(火)

正しい歯磨きの仕方

毎日行う歯磨きですが、本当にきちんと磨けていますか?

磨いたつもりでも、実際に磨け ていなければ汚れは落ちず、プラークが作られる原因になります。

では正しい歯磨きとはどうやって行うのでしょうか、

 

■虫歯予防と歯周病予防それぞれの磨き方

正しい歯磨きとは、歯と歯の境目にブラシの毛先を直角に当てて、軽く細かく動かして汚れを落とすことです。

この磨き方は虫歯予防に効果的で、ブラッシングの基本でもあります。

しっかり汚れを落としたいからといってゴシゴシと力強く磨くと、

かえって歯の表面や歯ぐきを傷つけることになってしまいますので気を付けましょう。

また歯肉炎や歯周病予防には、歯周ポケットの清掃を重視した磨き方で行います。

軽く歯ブラシを握り、歯と歯ぐきの境目に対し、歯ブラシの毛先が45度になるように当てて、

左右に細かく動かして歯周ポケットの汚れを取り除きます。

 

■歯ブラシだけでなく、デンタルフロスと歯間ブラシを必ず使う

歯ブラシだけでは歯と歯の間に残る汚れを落とすことが難しく、プラークが形成されやすくなってしまいます。

ここで是非使っていただきたいのが、デンタルフロスです。

フロスは、歯ブラシでは届かない歯の隙間の汚れを掻き出し、歯をすっきりとさせる効果があります。

フロスを歯と歯の間に入れて、のこぎりを引くようにゆっくりと前後に動かして汚れを掻き出します。

フロスは、全ての歯の間に使用するようにして下さい。

歯間ブラシは、主に歯と歯の隙間が広い部分に詰まった汚れを掻き出すのに便利です。

特に奥歯で使うと効果的でしょう。

前歯は歯と歯の間が狭いことが多いため、無理に入れなくても大丈夫です。

狭い部分に無理やり歯間ブラシを入れると、歯肉を傷つけてしまう恐れがあります。

入る場所のみ使用しましょう。 もうひとつ注目すべきアイテムは、ワンタフトブラシです。

ワンタフトは、小さな毛束が先端についており、歯を一本一本丁寧に磨くのに適しています。

元々はインプラント周囲を磨くためのものですが、毎日の歯磨きに取り入れてみるのも良いでしょう。

 

■起床後と就寝前は念入りに

歯磨きを行うタイミングも大切です。

起床後と就寝前は特に念入りに歯磨きを行ってくだ さい。

寝ている間に細菌は増殖し、活動するため少しでも細菌の活動を抑制するためです 。

また磨き方がわからない場合は、恥ずかしがらずに歯科衛生士に尋ねるようにして下さい 。

親身になって相談に乗ってくれるはずです。

正しい磨き方と朝晩を中心とした歯磨きで、健康な歯を維持するようにしましょう。