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なぜ定期検診が大切なのか

歯科コラム
2018.07.14(土)

なぜ定期検診が大切なのか

 

歯科医院から定期検診の案内が来たとき、つい「どこも痛くないのに面倒くさいな」と思うことはありませんか?

そもそもなぜ定期検診が大切なのか疑問に思うこともあるかもしれません。

なぜ歯の定期検診が大切なのか、その重要性についてお話します。

 

■定期健診が大切な理由

歯が痛くなったり、歯ぐきから出血するなどの異常が出ると歯科医院へ自ら足を運ぶ方がほとんどです。

しかし痛みなどの異常がなければ歯医者へ行くことはそうありません。

しかし、ご自身では気づかない異常が歯や歯ぐきなどに起こっていると、

自覚症状を感じた時点では既に症状が進行し、場合によっては抜歯などになってしまうことも考えられます。

歯の定期検診では、自分では気づかない歯や歯ぐきの異常はないかどうかを歯科医師がチェックします。

もし異常が発見されても早期治療を行うことができるため、

金銭的にもそれほど大きな負担がかからない場合がほとんどです。

定期検診は3~6か月に一度、歯科医院で歯の健康を守るための検査や処置が行われます。

また歯の健康は体の健康に大きく関わります。

このように歯と体の健康を守るためにも、 歯科医院での定期検診は非常に重要なのです。

 

■定期検診を受けることのメリット

定期検診を受けることで、非常に多くのメリットを得ることができます。

 

・歯のトラブルを未然に防ぎ、良い状態を維持できる

・早期発見、早期治療に繋がる

・歯をきれいに保つことができる

 

長い目で見た時に、費用を抑えることができる 定期検診の主な目的は、

虫歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぐことです。

歯の健康を 守る予防処置を受けることで、歯や歯ぐきの良い状態を維持することができます。

特に歯周病は自覚症状が現れにくく、歯ぐきの腫れや出血の症状が出てきたときは既に歯肉炎や、

初期歯周炎に進行している可能性が高くなります。

定期検診では歯石除去や歯のクリーニングを行い、歯周病の原因となるプラークや歯石を取り除き、

歯周病の予防を行 います。

また異常が発見された場合でも、早期に治療を行えばそれほど大掛かりな治療にならないでしょう。

反対に定期検診を受けず痛くなってから受診した場合、症状がかなり進行していることがほとんどです。

根の治療が必要になると、時間も費用もかかってしまいます。

また抜歯を余儀なくされると噛む機能にも大きく影響し、その後の歯の寿命にも関わってしまいます。

定期的に検診を受けている場合とそうでない場合を比べると、治療に必要となる費用が大きく違いが出てしまうでしょう。

歯が少ない人や総入れ歯の方も、定期検診を受けることでメリットがあります。

残った歯をできるだけ長持ちさせること、また入れ歯の人は入れ歯の調整を行い、しっかり噛めるようにすることで体の健康を守ります。

そして歯の健康に対するモチベーションアップにも繋がります。

歯石除去や歯のクリーニングできれいになった歯を見ると、

歯をきれいに大切にしようという意識が高まり、自然と定期検診への意欲につながることでしょう。

 

■いつまでも自分の歯で食事を楽しみましょう

定期検診の重要性についてお話しました。歯は失ってはじめて自分の歯のありがたさを感じるものです。

歯の健康は全身の健康と切っても切り離せません。

生涯ご自身の歯で食事を楽しめるよう、また体の健康を守るためにも、是非定期検診の受診をお勧めします。